9楽器 ピアノ

ピアノの演奏を聴く、CDを聴く、そんなことももちろん楽しいですが、自分のために弾くピアノほど癒されるものはありません。おそらくそれは、耳に聴こえる音楽に加え、鍵盤をタッチする感触も心地よく、ピアノの前にいるその特別な時間そのものが貴重で、安心できる時間であるからでしょう。
ピアノのためにかかれたソロ曲はじつに数多く、その中から自分の気持ちにぴったりくる一曲をみつけることは必ずできることです。また、どんな楽器とでも様々な形でアンサンブルすることができるのもピアノの魅力です。一度ピアノにふれてみたらわかると思います。

ピアノ科 二ツ森比呂志 (ふたつもりひろし)

武蔵野音楽大学 器楽科有鍵楽器専修 ピアノ科卒業。在学中より幅広い演奏活動を行い、東京、札幌、室蘭、岩内、柏崎ほか リサイタル、ソロコンサートを開催し好評を博す。「札幌現代音楽展」参加の後、チェコの作曲家「マルティヌー室内楽作品展」を主催。「ステラ五重奏団」の25年の演奏活動のほか、NHK交響楽団シュトス弦楽四重奏団とも度々共演し主要なピアノ五重奏曲を奏破。広いピアノの知識でチェンバロから最新のハイテクピアノまで自在に扱うほか、内外の各種ピアノ事情に詳しい。「ピアノらしい演奏」を提唱し、講座、研修、レッスン等啓蒙活動を展開中。各地で、コンクール、オーディションの審査員も務める。 アドバイスレッスンでは、ピアノの構造原理から奏法を導く独自の視点で、導入期から専門家まで多くの生徒を指導。独奏からアンサンブルまで視野に入れたレッスンは多彩な演奏を生む指導として定評がある。 ピアニストとして各地での演奏活動のほか、ピアノ学習者への室内楽ワークショップ「コンセール・クープラン」を実施。ピアノをロナルド・カヴァイエ、ヤン・ホラーク、作曲・理論を木村雅信、小倉朗、指揮を佐久間龍也の各氏に師事。音楽総合クープラン指導代表。          

ピアノ科 小松紀子 (こまつのりこ)

東京藝術大学音楽学部器楽科ピアノ専攻卒業、同大学院修士課程修了。
第11回かながわ音楽コンクール総合第1位、神奈川フィルとラフマニノフのピアノコンチェルト2番を共演。第5回エトリンゲン国際青少年ピアノコンクール(ドイツ)第5位入賞、入賞者コンサートの演奏は地元新聞等でも高い評価を得る。東京文化会館新進音楽家オーディション合格、デビューコンサートに出演。ニューヨーク音楽祭参加。
大学院在学中は藝大声楽科のティーチングアシスタントを務め、現在は後進の指導のほか、合唱団や声楽等の共演ピアニストとして活動中。

 

 

17ピアノ科 川村紀子 (かわむらのりこ)

北海道出身。ウィーン国立音楽大学ピアノ科卒業。
同大学院ピアノ科・室内楽科の両学科に進学。2004年同大学院室内楽科を満場一致の首席にて卒業。
シューベルト国際ピアノデュオコンクール第三位及び最優秀シューベルト演奏者賞、ロンドン国際音楽コンクール最高位、カルタニセッタ国際室内楽コンクール第二位、パルマ・ドーロ国際コンクール最高位、ローマ国際青少年ピアニストコンクール第二位、他受賞歴多数。
これまでにピアノをローラント・ケラー、パウル・グルダ、セルゲイ・ドレンスキーの各氏、室内楽をアヴォ・クユムジャン氏に師事。
これまでに、札幌、東京、横浜にてリサイタル開催、好評を博す。
現在、東京を拠点に、ソロ、伴奏者として全国で演奏活動を行う。NHK印象派スペシャル番組、NHKヒミツのちからんどに出演。文化庁芸術家の派遣事業等アウトリーチ活動にも精力的に参加している。

ピアノ科 下田望  (しもだのぞみ)

1982年、広島県生まれ。東京芸術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て同大学音楽学部卒業。第13回教育連盟ピアノオーディション全国大会賞。入賞者演奏会出演。第21回ピティナ・ピアノコンペティション全国大会F級にて、ベスト10賞受賞。長野国際音楽フェスタコンクール中、高の部第2位。在学中より、NHKFMリサイタル出演等、各地で伴奏活動を始める。現在、ソロ、室内楽をはじめとして、音楽セミナーの公式伴奏者など、多方面で活躍している。ヒロシマ・ミュージックフェスティバル演奏員、カンマームジークアカデミーin呉講師、東京芸術大学音楽学部管打楽科非常勤講師(伴奏助手)。

特別講師 ピアノ科 川田健太郎 (かわだけんたろう)

東京都新宿区生まれ。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校卒業後、ロームミュージックファンデーションの助成を受け、チャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院本科卒業。14回かながわ音楽コンクール第1位、第1回青少年盛岡国際ピアノコ ンクール第3位、第4回東京音楽コンクール第3位、第15回ラフマニノフ国際ピアノコンクールファイナリスト等、国内外のコンクールの受賞を機に、学生時代から活発な演奏活動をスタートさせる。これまでに東京フィルハーモニー交響楽団、東京ニューシティ管弦楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、群馬交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、大阪交響楽団など、日本の主要なオーケストラとの共演も多い。活動の場は幅広く、映画「のだめカンタービレ最終楽章」、ルパン3世「グッバイ・パートナー」、NHKドラマスペシャル「心の糸」、NHK &ルーブル美術館共同制作8Kテレビ「ルーブル~永遠の美~」、「ルーブル美術館~美の殿堂の500年」をはじめ、近年は映画、ドラマ、アニメ、舞台等の劇中ピアノ演奏、手元吹替演奏、演奏指導を数多く担当するなど、様々な音楽シーンで活躍。2018年に開催された恩田陸原作「蜜蜂と遠雷」リーディングオーケストラコンサートではピアノソリストとして、東京大阪全6公演にて、ピアノコンチェルトを演奏。クラシック音楽の枠にとどまらずNAOTO、辛島美登里、倉木麻衣、三浦大知、家入レオ、中川晃教などのアーティストと共演する等、ジャンルを越えたフレキシブルな活動を展開している。NPO法人 芸術・文化「若い芽を育てる会」理事。名古屋芸術大学、白梅学園大学、短期大学、各講師。

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